Station 3
ここはドイツ南部、バイエルン州アルトゥスリートにあるステーション3です。砂糖と栄養をテーマにした教育ワークショップの一環で、全体を四つに分けたうちの三つ目にあたります。運営するのはバイエルン消費者センター、州の食料・農業・林業・観光省が支援しています。対象は中学1年と2年にあたる学年で、小グループが順番に回りながら、全体で約1時間半をかけます。
中心になるのは「マッハ・デン・ツッカーチェック(砂糖チェックをしよう)」というロールプレイです。参加者は架空の人物の一日をたどり、その子が口にする食品や飲み物の遊離砂糖を、栄養成分表と原材料表示から数え上げます。合計が推奨される1日の上限を超えたら、グループで糖分を減らした代替案を出し合い、摂取量をどう戻すかを話し合います。第一ステーションでは砂糖の多くの別名を材料表の中で見分けます。第二ステーションでは角砂糖に換算して、甘い菓子としょっぱい食品の含糖量を比べます。そうして積んだ知識を、ここで実際の選択に使うことになります。砂糖の摂りすぎがむし歯や肥満、糖尿病につながることは知られていても、子どもや若者の摂取量は推奨を超えたままです。このずれに自分の数字で向き合うのが、ここでの狙いです。
ワークショップ全体は「人生のための学校」という標語を掲げる生活力イニシアティブの一部で、外部で実施する団体に補助金を出す仕組みで支えられています。この形式はミュンヘン、アウクスブルク、ニュルンベルクの学校にも開かれています。消費者センターの職員が進行を担い、生徒たちの話し合いに付き添います。机に並ぶのは包装の裏面、生徒たちはそこに印字された数字を手がかりに、自分の選択を数え直していきます。
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