Karlskirche
ウィーンのカールス教会(Karlskirche)は、カールスプラッツに立つ18世紀のバロック教会です。聖堂の正面には、ギリシャ神殿風のポルティコと、トラヤヌス帝の記念柱に着想を得た二本の巨大な柱が並びます。高い円筒形の台座に載る大きな緑色のドームが、音楽協会やウィーン工科大学の建物と向き合っています。
皇帝カール6世は、ペスト流行後の1713年、聖カール・ボロメウスに捧げる教会の建設を誓いました。ヨハン・ベルンハルト・フィッシャー・フォン・エルラッハが設計を担い、1716年に始まった工事は、息子ヨーゼフ・エマヌエルによって1737年に完成します。柱の螺旋状レリーフは聖人の生涯を描き、内部ではヨハン・ミヒャエル・ロットマイヤーらのドーム fresコが聖人と聖母、枢要徳を表します。
主祭壇の上には、神の力と愛を示すヘブライ文字のテトラグラムを配した円形の窓があります。大理石を基調に金彩を添えた空間には、ダニエル・グラーンの側礼拝堂 fresコや、金と茶色の装飾を施した木製説教壇も見られます。前庭の噴水は夏に建物を映し、内部ではヴィヴァルディの作品を含むクラシック音楽の演奏が響きます。
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