Xhamia e Arastes
プリズレンのXhamia e Arastesでは、16世紀から街を見守ってきたミナレットが、かつてのモスクの唯一の現存部分として立っています。モスクはエヴレノス・ザデ・ヤクプ・ベイによって1526年から1538年に建てられ、商人や職人が集まるアラスタ市場に隣接していました。市場には屋根付きの店舗が並び、モスクは1階を倉庫と商人の事務所、2階を礼拝堂として使っていました。
20世紀半ばの近代化によって市場や住宅、橋、モスクが取り壊され、ミナレットだけが残りました。トゥファ石のブロックを石灰モルタルで固めた構造は、漆喰を塗られていないため、石の積み方をはっきり眺められます。四角い基部の東側には木製の扉があり、内部の木製階段へ続いています。塔身にはダビデの星の彫刻も見られますが、オスマン時代の石工印として知られる意匠です。現在はコソボ共和国の保護文化財で、シナン・パシャ・モスクからメフメト・パシャ・ハマムまで広がった、かつての商業地区を伝えています。
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