Kaiserbahnhof
カイザーバーンホーフは、ポツダムのサンスーシ公園にある新宮殿近くの歴史的な鉄道駅です。砂岩で築かれた建物は、イギリスの田園住宅を思わせる外観を持ち、宮殿の景観に調和しています。
この駅は、皇帝ヴィルヘルム2世の専用駅として1905年から1909年にかけて建設されました。設計を手がけた建築家エルンスト・エーバーハルト・フォン・イーネは、旅を好んだ皇帝とその賓客のために、一般の乗客用施設とは異なる空間を整えました。1910年にはセオドア・ルーズベルトやロシア皇帝ニコライ2世も訪れています。第二次世界大戦後、この場所はソ連軍のブルー・エクスプレスの終着駅となり、1952年からは東ドイツ国鉄の政治学校や文化施設として使われました。老朽化によって1977年に閉鎖されましたが、2005年に修復され、現在はドイツ鉄道の幹部研修施設として利用されています。
館内では、暖炉や木製の床、木のパネルを備えたカイザーザールが目を引きます。駅舎とプラットホームホールは分かれており、その間を皇帝専用の中央階段が結んでいます。小さなビュルガーバーンホーフも残り、1860年代の駅舎建築を伝える貴重な存在です。
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