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Pavillon Carré de Baudouin

パヴィヨン・カレ・ド・ボードゥアンは、パリ20区、ピレネー通りとメニルモンタン通りが交わる角に建つ18世紀の館です。入口はメニルモンタン通り121番地にあります。もとは「フォリー」と呼ばれる遊興の館で、余暇を過ごすための別荘として生まれました。

1770年にこの館を相続したニコラ・カレ・ド・ボードゥアンは、パリ市の建築責任者ピエール・ルイ・モロー・デスプルーに依頼し、ペリスタイルと4本のイオニア式円柱を備えたパラディオ様式のファサードを加えさせました。やがて建物はゴンクール家の所有となり、ジュールとエドモンドの兄弟は幼少期の一部をここで過ごしています。1836年からはサン・ヴァンサン・ド・ポール修道会が礼拝堂を備えた隣接棟で孤児院を開き、医療と社会奉仕のためのセンターへと役割を変えながら、1992年まで人々の暮らしを支えました。1928年には歴史的記念物に登録されています。

修道会が売却の意向を示したのち、パリ市は2003年にこの地を買い取り、ステファヌ・ビゴニとアントワーヌ・モルタマールの二人の建築家の手で改修しました。2005年には1,800平方メートルの庭園が公開され、2007年にはそれまで公の視線から隠れていた館自体も扉を開きます。815平方メートルの館内には講堂、展示室、市民団体の事務所、世俗主義を扱う施設が並び、無料で学べる市民大学「Invitations aux Arts et aux Savoirs」も催されています。庭園を囲む塀では、都市アートに捧げられた企画が展開中です。2018年には写真家ウィリー・ロニスの展覧会が9か月間で9万人を超える来場者を記録しました。

都市
パリ
コンテンツ更新日

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