Grottenbahn
グロッテンバーンは、オーストリアのリンツにあるマクシミリアン要塞環の古い防御塔に設けられた、電動のアトラクションです。ドラゴン形の車両「レンジバルド」が、全長約83メートル、軌間1メートルの円形線路を走ります。トンネルでは左右が交互に照らされ、ドワーフ王国の冒険や日常を描く小さな場面が現れます。最後の周回では全体が明るく照らされ、細部まで見渡せます。
この施設は1906年に「ポストリングベルクの電気塔鉄道」として開業し、第二次世界大戦末期の爆撃後、1948年に再建されました。地下には実物大の童話場面と、1900年頃のリンツ中央広場を再現した縮尺1対7の模型があります。窓から顔を出す人物の一体には、模型を制作した芸術家の自画像が含まれています。1990年代にはドワーフの医師エイロが加わり、2016年には「狂った童話の本」という展示へ置き換えられました。古い塔の内部で、童話の情景とリンツの街の記憶が、ドラゴンの走行音や色彩豊かな照明とともに続いています。
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