Zwischenwerk IXa
Zwischenwerk IXaは、ケルン近郊のライン川沿い、ヴェストホーフェナー・アウエに残る小規模な歩兵要塞です。1880年代末、ケルンを囲む外側の防衛線の一部として建設されました。中央の入口を設けず、三つの入口から内部の砲郭へ入る構造が特徴です。外側の堀を含む敷地は、およそ100メートル×140メートルに及びました。
歩兵専用だったため、大型要塞のような砲座や特別な防御設備はありません。警備室には最大2メートルのコンクリート壁があり、主歩兵室は煉瓦、砂、煉瓦、鉄筋コンクリート、土を重ねて守られていました。第一次世界大戦後の1922年3月から9月にかけて、警備室や観測所、屋根、堀と土塁の多くが撤去されました。第二次世界大戦中には、爆撃で住まいを失った人々の宿舎や避難場所として使われています。
現在、周囲はライン川の洪水を受け止める緑地となり、散策路から砲郭の跡や換気口を眺められます。建物内部は重い門で閉ざされ、かつての乾いた堀もほとんど姿を消しました。刻まれた軍事施設の輪郭と、自然に囲まれた静かな空間が、ケルンの防衛史を今に伝えています。
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