مسجد السلطان حسن
カイロの مسجد السلطان حسن(スルタン・ハサン・モスク)は、巨大な壁と高いミナレットが石の上からそびえるマムルーク建築です。穏やかな幾何学を描くファサードと、風や祈りの年月を刻んだ冷たい石が、力強さと静けさを同時に感じさせます。彫刻を施した入口には、建物の大きさを和らげる繊細な模様が見られます。
狭い通路の先には明るい中庭が開け、中央のドーム付き噴水へ陽光が降り注ぎます。周囲の四つの大きなヴォールト空間、イーワーンは、かつて四つのスンナ派法学派の教育に使われました。14世紀、この場所は礼拝と学問を一体化したモスク兼マドラサとして構想されました。建設を命じたスルタン・アン=ナースィル・ハサンは少年で即位し、完成を見ることなく生涯を終えています。
建物の石の一部はピラミッドから運ばれたとも伝えられ、古代エジプトとイスラム時代のつながりを感じさせます。中庭では、白い大理石の板に揺れる光と足音の反響が、静かな印象を残します。四つのイーワーンに囲まれた噴水が、この壮大な建築の中心です。
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写真:Dennis G. JarvisCC BY-SA 2.0 
写真:ZangakiPublic domain
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