حديقة الحوض المرصود
カイロの「魔法の水盤の庭園」では、静かな庭の中央に、ほぼ黒色の花崗岩でできた水盤が置かれています。表面には象形文字の線が刻まれ、光が移ると淡くきらめいて見えます。
この石は、古代エジプト第26王朝の貴族ハプメンの遺体を納めた石棺でした。2500年以上前に彫られた花崗岩は、何世紀も後のマムルーク朝時代のカイロで再発見され、噴水へと姿を変えました。人々は水に身を浸し、手に水を流しながら、刻まれた文字に治癒の力があると信じていました。象形文字には守護の呪文が宿ると考えられ、水盤は「アル・ハウド・アル・マルスード」と呼ばれるようになりました。
墓の器だった石は、やがて人々が触れる水の源になりました。古代の彫刻と、かつて流れていた水の軽やかさが、ひとつの黒い石に並んで残っています。
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