Kronprinzenpalais
ベルリン歴史地区に立つクロンプリンツェンパレは、かつてのプロイセン王室の邸宅です。1663年に建てられ、1732年にはフィリップ・ゲルラッハがバロック様式へ改築しました。1857年のハインリヒ・シュトラックによる改修で、コリント式の柱を備えた新古典主義の外観が形づくられました。
この建物は王室の邸宅から、近代美術を紹介する場へ役割を変えました。1919年から1937年まで、国立美術館の近代美術コレクションが置かれ、セザンヌやゴッホの作品が展示されました。ナチ体制下では、多くの作品が持ち去られるか失われています。第二次世界大戦で大きな損傷を受けた後、リヒャルト・パウリックが1968年から1970年に再建しました。
1990年には、ドイツ再統一条約の署名場所として歴史に刻まれました。現在のクロンプリンツェンパレでは、建築の変遷とベルリンの政治文化史が重なり、催事や展覧会が開かれています。隣接するクロンプリンツェッセンパレとの関係も、この一帯に残る建築史を伝えています。
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