St. Gallus
アウクスブルクの下町、東側の城壁のそばに、ロマネスク様式の教会サンクト・ガルスがあります。現在も残る市内最古の教会と考えられ、規模の小ささから「ガルス小聖堂」とも呼ばれます。
ガルスベルクでは約900年、ローマの神メルクリウスに捧げた聖域の跡に、キリスト教の建物が建てられました。床下からは、ライン川以東で最大とされるローマ時代のバシリカ、その後陣の基礎が見つかっています。現在の教会は1051年、アウクスブルクを通過した教皇レオ9世によって新たに聖別されました。宗教改革、1806年の世俗化、ロシア正教会による使用を経て、1999年から2005年にかけて段階的な修復が行われました。
内部では、祭壇の足元に聖シュテファン女子修道院の初代女子修道院長エレジンデの墓があります。約1760年の祭壇には聖ガルスの木像が立ち、東側の天井の間には同時期の光輪の聖母像が見えます。近くの細い路地は、1518年にマルティン・ルターがアウクスブルクから逃れた道だという伝説を伝えています。
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