Wasserturm Westerland
ヴァッサートゥルム・ヴェスターラントは、ドイツ北部の島ジルトに建つ、かつての鉄道用給水塔です。1927年、蒸気機関車へ水を供給する施設として、ヴェスターラント駅の鉄道設備に組み込まれました。高さ21.8メートルの円筒形のれんが造りで、タイルを載せた多角形の屋根が輪郭を際立たせています。
内部には、蒸気機関車へ送る水を蓄えた容量100立方メートルのバルクハウゼン式タンクが設置されていました。1984年に役目を終えた後、1992年に購入され、住宅へと転用されています。小さな窓を上下二列に配した外壁は、住宅化の際に窓を大きく改修し、上部には丸窓も加えました。
2002年にはれんがの外壁が大きく修復され、屋根には三角形の屋根窓が設けられました。鉄道を支えた産業施設の姿に、住宅として使われるための光と開口部が重なっています。島の鉄道史を伝える建物として、円筒形の壁と多角形の屋根が印象に残ります。
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