Conciergerie
コンシェルジュリーは、パリのセーヌ川に浮かぶシテ島に建つ中世の建物です。かつては王宮パレ・ド・ラ・シテの一部で、現在は中世の建築を残す国立記念物と博物館になっています。
この場所の歴史は、要塞だったガロ・ローマ時代までさかのぼります。1世紀から3世紀にかけて、シテ島はガロ・ローマ都市ルテティアの一部でした。6世紀初頭には、メロヴィング朝の王クローヴィスがここを都とし、10世紀末から王宮の建設と拡張が進みました。フィリップ2世が王室文書庫を移し、宮殿を管理する役職を置いたことから、現在の呼び名が生まれています。
王宮として使われた建物は、フランス革命期に裁判所と刑務所へ姿を変えました。収容された2,780人の中にはマリー・アントワネットも含まれ、革命裁判所では多くの迅速な裁判と処刑が行われました。内部では、身分によって囚人の環境が異なり、裕福な人々はよりよい部屋を借りられました。いま歩ける中世の広間には、王宮から刑務所へ変わった長い時間が刻まれています。
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写真:Georges CainPublic domain 
写真:Jacques Ier Androuet du Cerceau (≈1515 - 1585)Public domain 
写真:Matthäus MerianPublic domain 
写真:Eugène Viollet-le-DucPublic domain
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