Argonaute
アルゴノートは、パリのラ・ヴィレット公園にある「シテ・デ・サイエンス・エ・ド・ランデュストリー」で見られる、フランス海軍のアレチューズ級潜水艦です。全長49.6メートル、幅5.8メートルの船体から、地中海で活動した小型潜水艦の姿を間近に観察できます。1959年から1982年まで海軍で運用され、1989年に博物館船として保存されました。
艦内には、フランス艦隊で初めて採用されたディーゼル電気推進の仕組みが息づいています。浮上時は2基のSEMTピエルスティック製ディーゼルエンジンが1本の軸を動かし、潜航時は電動機がほとんど音を立てずに進ませました。艦首には4本の魚雷発射管があり、DUUA Iソナーは1981年までにDUUA IIへ更新されています。地中では約182.8メートルまで潜れ、浮上時は12.5ノット、潜航時は16ノットに達しました。
1989年、この艦はバージでジブラルタルを経由してル・アーヴルへ運ばれ、セーヌ川を上ってパリに到着しました。2018年には展示が更新され、潜水艦の歴史に加えて海洋の未来も紹介しています。約50メートルの船体を眺めると、かつて地中海を静かに進んだ軍艦の規模が伝わります。
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