Zoologisk museum
ノルウェーのオスロ、トイエン地区の植物園の敷地内に、動物学博物館は建っています。オスロ大学に属する自然史博物館の一部で、1910年2月2日に開館しました。重厚な石造りの外観はナショナル・ロマン主義の様式で、隣の地質博物館も同じスタイルです。二館は建物どうしがつながり、どちらの入り口も一般に開かれています。
館内には、世界中から集められた約200万点の動物標本と剥製が収められています。スペースの制約から、常時展示されるのはそのごく一部です。1970年代には改修が行われ、展示は完全に作り直されました。標本は生息環境を再現した場面に配され、野生に近い姿を間近に観察できます。常設展は二つのフロアに分かれ、1階の導入ホールでは、生き物の多様性、渡りのパターン、環境への適応という動物学の基礎を一望できます。ノルウェーの自然の風景を動物とともに再現したジオラマは見どころの一つで、分類ホールはノルウェーの動物種を系統立ててたどらせてくれます。北欧ホールにはクマ、オオヤマネコ、オオカミ、クズリといった在来の捕食者が並び、海の生き物と鳥の展示も添えられています。隣のスヴァールバルホールは、スピッツベルゲンの名で知られるスヴァールバル諸島の野生を扱います。2階へ上がると、動物地理ホールに世界各地の野生動物を代表する標本が並みます。
2011年、オスロ大学の創立200周年に合わせて、建物は動物学者ローベルト・コレットにちなむ名に改められました。周囲に広がる植物園と合わせれば、植物と動物を一度の訪問で両方巡れます。そして動物地理ホールの標本の中には、地球上から姿を消した二つの種も含まれています。オオウミガラスと、フクロオオカミという別名をもつタスマニアタイガーの剥製が、もう二度と実物では見られない生き物のかたちをとどめています。
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写真:DreizungCC0 
写真:L. ShyamalPublic domain
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