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Thermocouple

サーモカップルは、オーストリアのリンツを流れるドナウ川沿い、フォルム・メタルに設置された鋼鉄の彫刻です。ピョートル・コワルスキが1977年に制作し、野外に並ぶ現代彫刻の一部として、産業都市リンツの風景に置かれています。フォルム・メタルは、芸術と産業を結びつけるために構想された野外美術館です。

二種類の鋼材は、高温で圧延する工程によって分子レベルで接合されています。クロムニッケル鋼とOR37鋼からなる二枚の板は、温度の変化に反応して動きます。0度では板が平行に立ち、熱や冷気によって少しずつ姿勢を変えるため、金属の物理的な性質を目で確かめられます。

異なる金属が温度差によって電圧を生む熱電対の原理が、作品の動きに重なります。科学、技術、彫刻が一つの場所で結びつき、リンツの工業史を映す鋼材が自然の変化を受けて動く点に、この作品の見どころがあります。

都市
リンツ
コンテンツ更新日

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