Kiel-Säule
キール・ゼーレは、ドイツ北部のキールにある、エーリヒ・ハウザー制作の高さ9メートルのステンレス鋼彫刻です。クライナー・キールのほとり、オペラハウスの前に立ち、細長い円筒形の姿を見せています。表面はつやを抑えた金属光沢を帯び、周囲の都市景観に技術的な印象を加えます。
1971年、1972年のオリンピックに向けた準備の一環として、100社を超える企業の募金によって設置されました。設置場所には議論がありましたが、現在の水辺と劇場前の位置に決まりました。円筒の表面には細かな曲がり、深い溝、押しつぶされたような部分があります。近づいて歩きながら眺めると、場所によって形が割れたり、ずれたりするように見え、制作の構造そのものを観察できます。
ハウザーは鋼鉄を主な素材に用い、初期の小さな構成主義彫刻から、大型の管状彫刻へ制作を広げました。キールで特に印象に残るのは、滑らかな柱ではなく、鋼材の継ぎ目や変形を隠さず見せる表面です。遠くからは一本の直立した柱に見え、近くでは無数の切れ目とくぼみが視線を引き込みます。
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