Opernhaus
ドイツのハノーファーにあるオペルンハウスは、オペラ、バレエ、コンサートを同じ屋根の下で上演する、ニーダーザクセン州立劇場の本拠地だ。建築家ゲオルク・ルートヴィヒ・フリードリヒ・ラーヴェスの設計により、1845年から1852年にかけて、後期古典主義様式の王立宮廷劇場として建てられた。その敷地はもともと、ハノーファーの市街を囲む防衛施設の一部だった。
こけら落としのオペラは1852年9月5日、モーツァルトの『フィガロの結婚』だった。1943年、焼夷弾によって建物は深い傷を負う。歴史的な姿のまま建て直され、1950年11月30日にリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』で幕を開けた。1985年には建築家ディーター・エスターランによる近代化改修が施され、客席は約1200席を数える。ブラームスやハンス・ヴェルナー・ヘンツェの作品の初演に立ってきたこの舞台は、現代音楽にも力を注ぎ、毎年の「クランクブリュッケン」フェスティバルを手がけている。
1992年以降はニーダーザクセン州が運営費を全面的に負担し、2020年には「Oper!-Award」を受賞している。車椅子での来場にも対応した館内で、歴史を重ねた客席が今日の観客を迎えている。
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