Stjerne Radio
コペンハーゲンのヴェスターブロ地区にあるStjerne Radioは、第二次世界大戦期のデンマーク抵抗運動を伝える博物館施設です。1942年にラジオとレコードの店として開業し、店内にはラベンダー色の壁と特徴的な文字を備えた店先がありました。
店主のカール・ムンクとJ.K.ソーンダーゴーは、ほどなくして奥の部屋に小さな印刷所を設けました。そこでは、占領軍の統制を受けない情報を伝える違法新聞「De Frie Danske」が印刷されました。1943年には、その奥の部屋で抵抗組織Holger Danskeが結成され、後に大規模な破壊工作を担う組織へ成長しました。店先から英米音楽を流し、ドイツ兵の行進に「It’s a Long Way to Tipperary」を合わせることもありました。日曜日にはBBCのデンマーク語放送を伝え、イタリア上空の戦闘機の位置を示す地図も窓に掲げました。
建物は戦後に取り壊されましたが、2015年、元の店先を再現した展示空間がつくられました。窓の展示では、Holger Danskeの活動や占領下の暮らし、ユダヤ人脱出を助けた医師Jørgen Kielerの働きを紹介しています。復元された紫がかった店先は、かつて秘密の新聞と抵抗の計画が行き交った場所を今に伝えます。
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