Messeturm
メッセトゥルムは、ケルンのライン川沿い、ケルン大聖堂の対岸に広がるドイツ地区に立つ高さ約八十メートルの塔です。煉瓦の外壁が周囲のケルン見本市会場と調和し、ライン川越しにも印象的な姿を見せます。
見本市会場では一九二四年に最初の催しが開かれ、塔の建設は一九二七年に始まりました。メッセトゥルムは一九二八年、見本市とともに開業し、ケルンの交易と展示の歴史を見守ってきました。最上階にはかつて、市街を眺めながら食事を楽しめるレストランもありましたが、現在は営業していません。建物は見本市会場と別々に建てられたものの、煉瓦造りの外観が一帯にまとまりを与えています。
頂部を飾る「ヘルメスの顔」は、彫刻家ハンス・ヴィッセルが制作した作品です。商業や旅と結び付くギリシャ神話の神ヘルメスを表し、見本市の場所にふさわしい意匠になっています。二〇一八年のゲームズコムでは、周辺の建物とともに光の演出にも彩られました。
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