Fort IV
フォートIVは、ケルン西岸のボックレミュントに残る、かつての内側要塞環の大規模な要塞です。1874年3月から1876年にかけて、歩兵支援を備えた砲兵要塞として築かれました。敷地は約330メートル×210メートルに広がり、幅約9メートル、深さ約6.5メートルの乾いた堀が周囲を囲んでいました。壁の厚さは約1〜3メートルで、れんが、砂、コンクリート、土を重ねた天井が内部を守っています。
強力な弾薬の登場後には、装甲観測ドーム付きの見張り塔や強化されたカポニエール、ケールブロックハウスが加えられました。1909年春から1914年7月28日までは、近くの飛行船港に関係する第3飛行船大隊の兵士が駐屯しています。第一次世界大戦後、1921年と1922年に要塞設備が解体され、残った建物はスポーツ施設、緊急住宅、作業場などへ転用されました。現在もスポーツ施設として使われ、第二次世界大戦期の防空司令部としての痕跡も見られます。
保存された後方兵舎のケースメートは、更衣室や体育館、シャワー室として使われた空間です。地下部分は特別行事の際に公開され、ケルンの航空史や要塞史の展示、映画やテレビ作品の撮影にも利用されています。
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