كوبري قصر النيل
カスル・エル・ニール橋は、カイロ中心部とナイル川のゲジーラ島を結ぶ鉄橋です。鋼鉄の構造が川幅に伸び、橋の下では水が静かに流れ、両端の青銅製ライオンが通行する人々を見守ります。ここでは市街地の活気と島の文化的な落ち着きが向かい合い、芸術や音楽、夕方の散歩へ自然につながります。
1930年代初頭に開通した橋は、19世紀から使われた古い鉄橋に代わって造られました。施工を担ったイギリス企業は鋼鉄構造で知られ、シドニー・ハーバーブリッジにも関わっています。当時のエジプトでは近代工学の象徴となり、船を通すために開閉できる部分も備えていました。革命や祝祭、友人や恋人たちの静かな時間を見届けながら、橋は実用的な通路と人々の待ち合わせ場所を兼ねています。もともと別の都市のために用意されたライオンが、いまではカイロを象徴する存在として残ります。夕暮れには、ナイル川の水面で街の明かりが揺れる光景を眺められます。
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