Havenhaus
ブレーメン北部のフェーゲザック地区、ヴェーザー川を望む場所に、ハーフェンハウスがあります。17世紀半ばに建てられた石造建築で、切妻屋根と南側の張り出し窓が目を引きます。かつてはフェーゲザック港の港務長ボーシェ・ハッセルマンの事務所として使われました。
1653年にはスウェーデン軍が周辺を占領し、建物には砲台が設けられました。1671年に市が港の管理を引き継ぐと、港務長ハインリヒ・プントへ貸し出され、館内では酒場の営業も始まりました。1719年にフェーゲザックの大部分を焼いた大火をくぐり抜け、18世紀末には港の交易拡大に合わせて増築と改修が進みました。
古典様式の窓や主破風の装飾花瓶は、その改修の名残です。19世紀には郵便局となり、その後はホテルとレストランへ姿を変えました。1853年には、最初のドイツ艦隊に属した砲艦26隻の競売も開かれています。現在はホテルとレストランとして利用され、敷地には海運の伝統を示すクジラの顎骨の彫刻が立っています。
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