Sitzendes Paar
「座る二人」は、ドイツ南部アウクスブルクのファーベルゲッシェンにある青銅彫刻です。小さな広場と奥まった建物を背景に、二人の人物が並んで座る姿を眺められます。
ロタール・フィッシャーが一九八三年から一九八四年頃に制作し、当初は噴水の一部として設置されました。細長く表現された身体が、フィッシャーの具象的な造形と人間の姿への関心を伝えます。噴水は維持管理の問題や度重なるごみの投棄によって使われなくなりましたが、彫刻は街の風景に残っています。フィッシャーは一九五七年にミュンヘンの芸術家集団シュプールを共同設立し、ドイツ各地の公共空間に四十点を超える彫刻を残しました。
かつて水盤の上にあった二人は、現在も人の往来する都市の中で向かい合うように座っています。
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