Sint-Rochuskerk
シント・ロクス教会は、ベルギーのアントウェルペン、ドゥールネ地区に建つ教区教会です。赤レンガの十字形バシリカに、正面の塔と三面を閉じた内陣が備わっています。尖頭アーチやレンガ造りに、十九世紀末のネオゴシック様式がはっきり表れています。
この教会の始まりには、ドゥールネで起きたコレラの流行と、伝染病から人々を守る聖ロクスへの信仰がありました。1867年の小さな礼拝堂は、1886年に木造の仮教会へと広がり、軍事上の理由で石造建築が制限されていた地域を支えました。1892年に恒久的な建設が始まり、建築家フランソワ・バエケルマンスの設計による建物は1895年に奉献されています。教会の家具も同じ建築家が手がけ、内部に統一感を生み出しています。
1944年には第二次世界大戦中のV2ロケットで大きく損傷しましたが、修復後も地域の礼拝と集まりの場として使われました。2020年には一時的に新型コロナウイルスの検査会場にもなっています。現在の内部では、省エネルギー型LED照明がクリスマスや記念日に合わせて異なる雰囲気をつくります。
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写真:Torsade de PointesPublic domain
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