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Plantin-Moretusmuseum

プランタン=モレトゥス博物館は、ベルギーのアントウェルペンにある、印刷と出版の歴史をたどる建築博物館です。フライダークマルクトに面した旧邸宅と工房には、ルネサンスからバロック期にかけての印刷所の暮らしが残されています。約30室の印刷室、作業場、図書室、住居を歩くと、職人と出版者が働いた空間を具体的に想像できます。

16世紀にクリストフ・プランタンが始めた印刷所は、最盛期に70人以上を雇う出版企業へ成長しました。後継者ヤン・モレトゥスは事業を広げ、家族はその仕事を何世代にもわたって続けました。館内では、現存する世界最古の印刷機2台、活字の母型と鋳型、事業文書の大規模なアーカイブを見られます。五言語の聖書、アブラハム・オルテリウスの世界地図帳、ルーベンスの絵画、ガラモンの母型も収蔵されています。

金色の革張り、装飾的な中庭、書庫の静けさが、印刷所だった邸宅の雰囲気を伝えます。プランタン家のアーカイブは2001年に、建物は2005年にユネスコの遺産として認められました。2016年に加わった読書室の外観は、手紙を入れる郵便箱を思わせる形をしています。

都市
アントワープ
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