Forte Tomba
フォルテ・トンバは、イタリアのヴェローナ南側、かつてのトンバ村から約700メートル離れた場所に築かれた要塞です。1860年代初頭、ヴェローナがオーストリア帝国の支配下にあった時代に、ルートヴィヒ・フォン・ベネデクとダニエル・サリス・ソーリョが設計しました。半月形の対称的な平面と斜めの側面を備え、オスティリアやレニャーゴへ向かう街道、さらにアディジェ川の下流を砲撃できる配置でした。
中心には、二層構造の防爆屋根付きリデュイがあり、曲線を描く翼部と丸みを帯びた角が要塞全体の形に沿っています。周囲には土塁、乾いた堀、カポニエール、地下通路が組み合わされ、内部には三つの井戸と火薬庫も設けられていました。武装は9センチ砲六門、9.5センチ滑腔砲六門、各種の滑腔砲二十門、迫撃砲二門に及び、戦時には歩兵375人と砲兵72人を収容できました。
第二次世界大戦後、土塁と堀は道路整備のために失われ、1990年代には近くに高速道路のインターチェンジが造られました。現在は道路を挟んでリデュイの二つの部分が残り、草木に覆われた石積みや煉瓦造りのヴォールトが、軍事建築の構造を伝えています。
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写真:bramfab crop from unknow artsitPublic domain
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