Lukaskirche
ルカス教会(Lukaskirche)は、ドイツ南部のウルム、エゼルスベルク地区に建つプロテスタントの教区教会です。建築家ヴィルヘルム・バウアーが設計し、1957年に完成しました。長方形の建物には南へゆるやかに下がる曲面屋根が架かり、南側の色鮮やかなステンドグラスが独特の外観をつくっています。細身の独立鐘楼には、レンガとコンクリートの壁、わずかに樽形の屋根が見えます。
1950年代、エゼルスベルクの人口増加に対応するため、この教会は多くの戦争被追放者や帰還者を迎える地域の拠点として建てられました。内部は約660人を収容でき、分割可能な集会ホールとギャラリーを備えています。ルカによる福音書を主題にした内装には、芸術家ヘルムート・ウーリヒによる作品が並びます。南側の大窓は「五千人への給食」を描き、祭壇にはエマオの物語を表す砂岩浮彫があります。説教壇の浮彫はマリアとエリサベトの出会いなどを示し、洗礼盤には悔い改めを呼びかける洗礼者ヨハネが刻まれています。
2002年には南側に太陽光パネルが加わり、2013年からの改修では地下に保育施設と、鐘楼の東側に二階建ての地域センターが整えられました。1960年製のヴァイグレ社製オルガンは24ストップを持ち、鐘楼には1957年鋳造の鐘が5つ掛かっています。教会の合唱隊壁では、3.65メートルの木彫による昇天するキリストが目を引きます。
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