Muralla-Acueducto
Muralla-Acueductoは、スペイン南部セビリアに残る、古代ローマのカーニョス・デ・カルモナ水道橋の遺構です。紀元前1世紀、現在のアルカラ・デ・グアダイラにあった泉から、当時のヒスパリスへ水を運ぶために築かれました。全長は約17.5キロメートルに及び、地下水路とレンガ造りの高架部分を組み合わせ、約400のアーチが水の道を支えていました。
その後、12世紀にムワッヒド朝のカリフ、アブー・ヤアクーブ・ユースフが改修し、セビリアの宮殿や庭園にも水を届けました。水道橋は20世紀初頭まで使われ、飲料水の供給だけでなく、製粉所の動力にも利用されました。都市拡張のため1912年から撤去が進み、1959年までに大部分が失われましたが、三つの区間が保存されています。
現在は、カジェ・シグエーニャの一連のアーチ、カジェ・ルイス・モントート沿いの二連アーチなどを確認できます。なかでも鉄道橋に組み込まれていた区間は、橋の撤去後に1991年に再び姿を現しました。そこには聖母ラス・マデハスの像を納めた壁龕があり、現在は1993年の陶製レプリカが置かれています。
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