Ruins of basilica and synagogue
サランダの「バシリカとシナゴーグの遺跡」は、5世紀と6世紀の宗教建築を伝える考古学遺跡です。遺跡は中世要塞オンヘズミの城壁内にあり、古代都市の変化を示しています。
この複合施設は、5世紀にシナゴーグとして建てられました。建物の規模は、当時のサランダに有力なユダヤ人共同体が存在したことを示唆します。床には幾何学模様や植物文様のモザイクが広がり、七枝のメノーラー、エトログ、ショファルの図像が残ります。
6世紀になると、シナゴーグはキリスト教のバシリカへ改築されました。側廊には改築後のモザイクが施され、建築の用途が変わった過程を読み取れます。複合施設は6世紀後半の火災で破壊されたと考えられており、遺構には複数の建設段階が重なっています。保護のため覆われたモザイクもありますが、図版や展示によってその意匠を確認できます。
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