Sahat Kulla
プリシュティナ旧市街のにぎやかな通りから数歩の場所に、サハト・クッラ(Sahat Kulla)は立っています。19世紀、オスマン帝国時代のジャシャル・パシャの時代に建てられた、26メートルの時計塔です。砂岩とれんがを使った六角形の塔は、現代の街並みの中で静かに歴史を伝えています。
かつてモルドバから運ばれた鐘が、礼拝の時刻や日没、商人が店を閉める時間を知らせました。火災で元の構造が損傷し、鐘も2001年に盗まれましたが、同じ年にフランスのKFOR部隊の協力で新しい時計機構が設置され、現在は再び機能しています。
内部では、古い石の階段が小さなアーチ窓のそばを螺旋状に上り、木材に鉛をかぶせた屋根へ続きます。かつて街に響いた鐘の音は、今ではデジタルの音に変わりました。それでも、塔の中には、祈りや商いの時間を告げた音の記憶が残っています。
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