Einsteinturm
アインシュタイン塔は、ドイツのポツダムにあるアルベルト・アインシュタイン科学公園の天体物理学観測所です。建築家エーリヒ・メンデルゾーンが設計し、1924年に完成した表現主義建築として知られています。流れるような外観の内部には、天文学者エルヴィン・フィンライ=フロイントリヒが考案した太陽望遠鏡が収められています。
この施設は、アインシュタインの一般相対性理論が予測した太陽の赤方偏移を検証するために建設されました。太陽表面の大気乱流によって検証は難航し、研究は太陽大気の乱れへと広がりました。現在は太陽磁場を調べ、分光器や偏光解析装置を使いながら、学生の訓練と観測機器の試験も担っています。鉄筋コンクリートを想定した設計は、資材不足によって煉瓦と漆喰の混構造となり、ひび割れや湿気のため完成から5年後に大規模な修復を要しました。
回転式ドームには木材が使われ、建物全体をセメント吹付けで覆って彫刻のような姿を整えています。内部では、ナチス政権期に隠され後に修復されたアインシュタインの青銅製胸像を見られます。入り口近くには、現在という瞬間を表す「3 SEC Bronze Brain」も置かれています。
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