St. Matthäus
パッサウにあるSt. Matthäusは、1859年に献堂された市内最初のプロテスタント教会です。フリードリヒ・ビュルクラインが設計したネオゴシック様式の教会堂は、三身廊六ベイのホール構造をもち、入口の上には針のように細い北塔がそびえます。北塔の切妻には、花崗岩の花を飾った二本の尖塔が立っています。
内部では、側廊と主入口の上を三方から囲むギャラリーに、19世紀の「産業ゴシック」を思わせる鋼鉄構造が見られます。建設は長年の反対を乗り越えて進み、アンドレアス・ルッツの福音派学校や、牧師フランツ・クリストフ・ヴィルヘルム・バウアーの働きが実現を後押ししました。礼拝空間には、1950年代にカールハインツ・ホフマンが制作した大きなキリスト像、2017年の祈りの石、宗教改革者レオンハルト・カイザーを記念する銘板があります。
現在も約5000人を擁する福音ルター派共同体の中心で、礼拝、合唱、聖書研究、青少年活動、社会事業、講演、コンサートなどが行われています。隣接する福音派センターには、2013年から教区事務局と管理部門が置かれ、現代的な催事空間も備わります。外観でひときわ印象に残るのは、入口を見下ろす北塔と、その両脇に咲く花崗岩の装飾です。
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