Espace Lympia
エスパス・リンピアは、フランスのニース港に面した文化施設です。18世紀半ばに建てられた旧刑務所と、1826年の時計塔館という二つの歴史的建物を使っています。かつての刑務所には、港の建設に従事する囚人が収容されていました。現在は、保存された石造りの回廊や鐘楼を眺めながら、港を見渡す大きなテラスを歩けます。
旧刑務所は「長い壁」を意味する「ル・バリ・ロンク」と呼ばれた回廊で、二つの二階建ての棟を結んでいました。1887年に最後の収容者が移された後、この場所は軍の兵舎やヨットクラブなどに使われ、1943年に歴史的建造物として登録されました。2017年以降は修復を受け、現代美術の企画展や文化活動の会場になっています。
展示内容は、芸術と音楽、昆虫学を組み合わせる企画にも及びます。たとえば「アニマ・エクス・ムジカ」では、古いギターやピアノ、アコーディオンなどから巨大な昆虫の彫刻を制作しました。約2.1メートルのノミの彫刻は、近づくと増幅装置が音楽を奏でます。館内では、6歳以上の子どもも参加できる創作ワークショップやガイドツアーが行われ、エレベーターや車椅子も用意されています。
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