Edificio VG
エディフィシオVGは、メキシコの古代都市モンテ・アルバンに築かれた、VG群の寺院群で最大かつ最も複雑な基壇です。標高約1600メートルの山頂を整地した場所に、かつてサポテカ人の宗教、政治、交易の中心が広がっていました。上部からは、儀礼と社会生活の中心だった中央広場を見渡せます。
内部の墓からは、身分の高い女性とみられる埋葬の痕跡が見つかり、墓には真珠や貝殻が納められていました。都市は紀元前500年頃に築かれ、紀元後300年から700年頃に最盛期を迎え、人口は最大約2万5000人に達したと考えられています。建物は方位に合わせて配置され、不規則な石と泥を基礎に、切石や漆喰で仕上げられました。広い階段と傾斜した壁は、地震への強さも考えた構造です。
後にミシュテカ人は、ここに残る墓の一部を自分たちの埋葬にも使いました。目の前に残る大きな基壇と、中央広場へ続く眺めが、何世紀にもわたる儀礼の舞台を今に伝えます。
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