Edificio IV
Edificio IVは、メキシコのマリナルコ遺跡にある、山の岩盤を一部くり抜いて築かれた建築です。内部には三方の壁に沿って石のベンチが刻まれ、戦争に関わる儀礼を見守るため、エリート層が腰掛けたと考えられています。
マリナルコの祭儀・軍事複合施設は、後古典期のメシカによって整えられました。メシカは1476年の征服後、アウィツォトルの治世に建設を始め、モクテスマ2世の時代まで作業を続けましたが、スペイン征服によって中断されました。山の象徴性と、モレロスやゲレロへ通じる交易路を見渡す立地が、儀礼と戦略の両方を支えています。隣接する建物には、ジャガーとワシの彫刻を備えた岩窟神殿クアウカリや、トラロック、エエカトルに関わる建物もあります。三面に残るベンチが、儀礼を眺める人々の配置を今に伝えます。
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