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Placa a Anita Delgado

マラガの旧市街、カジェ・ペニャの通りに、小さな記念プレートが設けられています。ここは、スペインの踊り子として生まれながら、やがてインドのカプールタラー藩王国のマハラニとなったアニタ・デルガドが、かつて暮らした場所です。マラガ出身の女性で、インドの藩王と結婚した唯一の存在であり、この街の面する壁の一枚が、その数奇な人生の起点を静かに示しています。

プレートは、市がゆかりの深い歴史人物を称える「マラガ・アセ・イストリア」という取り組みの一環として建てられました。本名をアナ・マリア・デルガド・ブリオネスといい、姉と組み、「ラス・カメリアス」という名前でマドリードのカフェに出演していた舞踊家でした。転機が訪れたのは、国王アルフォンソ13世の婚礼の祝賀の場。そこでカプールタラーのマハラジャに見初められ、人生はスペインからインドへと大きく動いていきました。

マラガには、その足跡をもう一つたどれる場所があります。マラガ美術館には、パリ時代の彼女を描いたフェデリコ・ベルトランの肖像画が掲げられており、そして彼女が難産のときに立てた願いを果たすため、勝利の聖母に贈った衣裳の話も、街に残る記憶として語り継がれています。踊り子からマハラニへ。二つの文化を架橋した一人の女性の物語は、プレートが立つこの通り自体が、その最初の一歩を留めています。

都市
マラガ
コンテンツ更新日

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