Gutenbergplatz
グーテンベルク広場は、ドイツのマインツ中心部に広がる、街で最大級の歴史的な広場です。周囲にはマインツ州立劇場やレストラン、商店が並び、都市の建築と日常のにぎわいを一度に感じられます。広場全体は、社会史と都市史を伝える記念物地区に指定されています。
この場所の構想は、フランス占領期の一八〇四年に始まりました。ナポレオンの命令を受け、建築家エュスタシュ・ド・サン=ファールが新しい大通りと代表的な都市空間を計画しました。資金不足で工事は一度止まりましたが、一八一九年に都市建築家アウグスティン・ヴェッターと都市計画家ゲオルク・モラーのもとで再開されました。第二次世界大戦で被害を受けた周辺は、戦後の復興によって再び整えられています。
中央には、一八三七年に除幕されたグーテンベルク記念碑が立ちます。デンマークの彫刻家ベーテル・トルヴァルセンが手がけ、聖書と活字を手にしたヨハネス・グーテンベルクを表現しています。足元には北緯五十度を示す金属レールと、舗装に埋め込まれた様式化した地球儀も見つかります。
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