Kalaja e Krujës
カラヤ・エ・クルヤは、アルバニア北部のクルヤ市を見下ろす、5世紀または6世紀に築かれた要塞です。標高557メートルの高台から、周囲の地域を広く見渡せます。長い歴史を持つこの場所は、アルバニアの歴史と人々の記憶に深く結び付いています。
15世紀には、スカンデルベグことゲルジ・カストリオティがここを拠点にオスマン帝国への抵抗を率いました。要塞は1450年、1466年、1467年の三度の大規模な包囲に耐え、スカンデルベグの存命中にはメフメト2世も攻略できませんでした。内部では、原資料や遺物を展示する国立スカンデルベグ博物館と、19世紀の家を再現した民族誌博物館を見学できます。
南側には木製品や金属製品、家具、生活道具が並び、当時の家庭生活を伝えます。ファティ・スルタン・メフメト・モスクとミナレットの遺構、トルコ式浴場、ベクタシ派のドルメのテケも残されています。とくに印象に残るのは、要塞の壁と博物館の中で、イリュリア人からオスマン帝国までの歴史が重なって見えることです。
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