Sultanahmet Meydanı
イスタンブールの中心にあるスルタンアフメト広場は、かつてコンスタンティノープルのヒッポドロームだった歴史的な広場です。古代には、U字形の競技場を取り囲むように、最大十万人の観客が戦車競走を見守りました。皇帝セプティミウス・セウェルスが3世紀初めに築き、4世紀にコンスタンティヌス大帝が新しい首都にふさわしく拡張しました。
ここでは、古代から残る記念碑を歩きながら眺められます。デルフォイから運ばれた蛇の柱は、統一と勝利の象徴として立っています。近くには、古代エジプトのピンク色の花崗岩で造られたトトメス3世のオベリスクがあります。大理石の台座に載るその石碑は、約3500年の時代を越えてきました。
ヒッポドロームは競走だけでなく、政治的な議論や騒乱の舞台でもあり、532年にはニカの反乱が起こりました。ビザンツ帝国の衰退とともに競技場の栄光も薄れ、オスマン帝国時代には競走に代わって儀式の場として使われました。現在も古い競技場の形が広場の配置に残り、皇帝ヴィルヘルム2世から贈られたドイツの泉が、長い歴史の景観に加わっています。
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