Posseltslust
ハイデルベルクの市有林、コールプラッテに立つPosseltslustは、赤い砂岩で築かれたパビリオン兼展望塔です。三つのアーチを持つ回廊ホール、テラス、15メートルの塔が森の中に姿を見せます。周囲には大きな草地や古いリンゴの木があり、散策やピクニックを楽しめる静かな場所です。
この建物は、薬剤師ルートヴィヒ・ポゼルトの遺贈を受け、1881年にハイデルベルク市によって建てられました。市建築家グスタフ・シャーバーが、地域産の赤砂岩を使い、初期ルネサンス様式で設計しています。もとの敷地には池と洞窟を備えた庭園があり、現在も数本のセコイアや小さな記念碑フーベルトゥスフェルスが残ります。
風雨や霜、木の根による損傷を受けた建物は、2008年から2009年にかけて修復されました。かつて見渡せたネッカー渓谷やクライヒガウの眺めは木々に遮られていますが、森の穏やかな空気が訪れる人を迎えます。入口の柱は根を取り除いた後に固定され、砂岩の壁には修復の跡と長い時間の重なりが見て取れます。
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