Krematorium
ハイデルベルクのベルク墓地に立つ「クレマトリウム」は、1891年に開設された火葬場の建物です。 建築家フィリップ・トーマスは、明るいケーパー砂岩で古代神殿を思わせる外観を設計しました。 正面の破風には、雄羊の頭を飾った器から永遠の炎が立ち上がり、その両側で女性像が花綱を支えています。 その下のフリーズには、翼のある砂時計と光を放つ太陽が交互に並びます。 八段の階段を上ると、入口ホールと小さな別れの部屋があります。 入口ホールの壁には、故人の名前を刻んだ大理石板で閉じる骨壺用の壁龕が120個設けられています。 上部のフリーズにはケシの実の花綱が続き、その上では炎から立ち上がる不死鳥が再生を表しています。 丸いアーチには歴史の女神クレイオと変容を示す女性像が立ち、テラゾーの床中央には「メメント・モリ」の意匠があります。 小さな別れの部屋では、青い星空を描いたドームと、壁際を囲む天使の頭部のフリーズが目を引きます。 ベルク墓地は1844年に開かれ、段状の園路や曲がりくねった道、豊かな樹木とともに、この歴史的建物を包んでいます。
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