Église Saint-Georges
カンヌにあるÉglise Saint-Georgesは、19世紀の英国ゴシック・リヴァイヴァル様式を伝える教会です。尖頭アーチ、リブ・ヴォールト、大きな窓が、設計を手がけた英国人建築家サー・アーサー・ブロムフィールドの構想を形にしています。入口の上では、彫刻家F・W・ポメロイによる聖ゲオルギウス像が訪れる人を迎えます。
この教会は、1884年にカンヌで亡くなったアルバニー公レオポルドを記念して建てられました。弟のプリンス・オブ・ウェールズが建設を決め、1886年に礎石を置き、翌年に献堂式へ出席しています。ヴィクトリア女王も何度か訪れ、プリンセス・アリスの堅信式にも立ち会いました。内部にはHeaton, Butler and Bayne社やPowell社のステンドグラスがあり、1892年には小さな納骨礼拝堂も隣接して加えられました。
長くカンヌの英国国教徒のための礼拝堂だった建物は、1970年に市へ売却され、1974年にカトリック教会となりました。現在も時折、超教派の交流として英国国教会の礼拝が行われます。入口上部の聖ゲオルギウス像と、内部に残るアルバニー公の記念碑が、英国王室とカンヌの結びつきを静かに伝えています。
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