Ribbeck-Haus
ベルリンのブライテ通りに立つリベック・ハウスは、1624年に枢密顧問官ハンス・ゲオルク・フォン・リベックのため建てられたルネサンス建築です。裕福な商人や有力市民が暮らした地区に、二つの古い切妻屋根の家を一つにまとめて造られました。通りに面して軒を見せる「トラウフェンハウス」の形式を備え、ベルリンに残る唯一のルネサンス住宅とされています。
1628年にはブラウンシュヴァイク=リューネブルク公爵夫人アンナ・ゾフィーが取得し、建築家バルタザール・ベンツェルトが改修しました。18世紀後半にはプロイセン会計院の移転に伴って3階が加えられ、外されたルネサンス期の破風は後に建物の上部へ戻されています。第二次世界大戦で大きく損傷したため、現在の簡素なファサードとアーチ形の門は再建された姿です。
幅約30メートルの外観には、天然石で縁取った長方形の窓と、17世紀後半の鉄格子が残ります。1624年の年号とリベック家の紋章を刻む門は、1960年に置き換えられた忠実な複製です。内部では、ルネサンス期の装飾のないヴォールトが、改変を重ねた空間に建築当初の面影を伝えています。現在は中央・州立図書館ベルリンのベルリン研究センターが入っています。
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