Sint-Jan-Evangelistkerk
シント=ヤン=エヴァンゲリスト教会は、ベルギーのアントウェルペン市ウィルレイク地区、ファラール地区に立つ教会です。直線と幾何学的な形を生かしたアール・デコ様式が、煉瓦とコンクリートの外観に表れています。南東を向く建物の南西側には、壁面に一部組み込まれた四角形の塔が立っています。
ファラールの教区は1930年に設立され、当初は仮設の兵舎で礼拝していました。1932年から1936年にかけて、建築家フランス・ペーテルスの設計で現在の教会が建てられました。内部では、幅広い身廊を太い柱が細い側廊から分け、コンクリートと木材による角張ったヴォールトが頭上を覆います。大きな尖頭アーチの先には内陣と主祭壇があり、自然石の装飾やステンドグラスが空間に細部を加えています。
中でも目を引くのは、19世紀半ばに制作されたオーク材のオルガンです。もとはメヘレンにあり、1935年頃に移設され、1971年には地元自治体が購入しました。外壁、屋根、窓、床、ヴォールトは段階的に修復され、塔から身廊、翼廊、内陣へと工事が進められました。眺めると、重厚な柱の間に、歴史あるオルガンの幅広い木製パネルが見えてきます。
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