جامع المرسى أبو العباس
アブ・アル=アッバース・アル=ムルシー・モスクは、エジプトのアレクサンドリアに立つ建築の名所です。ヤシの木が並ぶ広場の上に、淡いクリーム色のドームと高く細いミナレットがそびえています。明るい石壁には彫刻のアラベスクが施され、海辺の都市に信仰の風景をつくっています。
アンダルシア出身のスーフィー教師アブ・アル=アッバース・アル=ムルシーは、13世紀にアレクサンドリアへ移り住みました。没後、弟子たちが墓の上に小さな廟を建て、その場所は後にモスクへ発展しました。富裕な支援者や統治者が再建と拡張を重ね、現在の姿には北アフリカとアンダルシアの様式が表れています。内部では、ステンドグラスの光が大理石の柱と磨かれた床に落ち、静かな礼拝空間をつくります。今も祈りの場として使われ、信仰と建築の歴史が同じ空間に息づいています。
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