معبد نفرتاري
エジプト南部のアブ・シンベルに、まっすぐ砂岩の岩壁へ彫り込まれたメルネプタハ神殿があります。ファサードには、ラムセス二世と王妃ネフェルタリの巨大な像が並びます。王妃は夫と同じ高さで表され、古代エジプトでは特別な敬意を示す構成です。像の周囲には、ヒエログリフと女神ハトホルへの奉納場面が刻まれています。ハトホルは愛と音楽を守る女神として、この神殿の装飾に登場します。
この建造物は新王国時代に砂岩の崖へ築かれ、長い年月をかけて完成しました。砂漠の風は後世に神殿をほとんど埋めました。探検家たちは、その姿を再び地上へ現しました。ダムの水が迫った時代には、神殿全体が石塊へ分けられました。その後、各部分は高い場所へ運ばれ、元の姿を保つよう組み直されました。ネフェルタリの穏やかな顔と石の彫刻は、古代の信仰と現代の保存技術を伝えています。
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- Abu Simbel City
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