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Zentralstellwerk

中央信号扱所(Zentralstellwerk)は、チューリヒ中央駅の線路沿いに建つコンクリート造の信号扱所です。建築家マックス・フォークトが一九六三年に設計しました。

細い塔には「Zürich」の文字と青い時計を掲げた大きな看板があり、列車からも目に入ります。線路の上に張り出す指令室は、鉄道施設を見渡せる独特の姿を見せています。

この建物では長年、スイス連邦鉄道の職員がチューリヒの列車運行を監視しました。指令室には列車や入換作業を扱う設備が置かれ、チューリヒの鉄道網を支えていました。

一九八〇年代後半の改修では、ハルトブリュッケとミュージアム通りの信号扱所が統合されました。二〇一二年から二〇一四年にかけても、地下駅レーヴェン通りの開業に向けた改修が行われています。

主な遠隔操作は別の運行センターへ移りましたが、中央信号扱所の技術設備は障害時の予備として保たれています。指令室はチューリヒの信号業務に関わる会議室として使われています。

露出したコンクリートの外観や時計、指令室の外装は、建物本来の姿を守る方針で修復されました。線路と架線の上で行われた工事には、特殊な吊り足場も必要でした。

中央信号扱所は、戦後モダニズムとスイス鉄道建築を示すチューリヒの目印です。周囲に広がるエウロパアレーの新しい建物が、鉄道の歴史を刻むこの塔を引き立てています。

都市
Zurich
コンテンツ更新日

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