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Theseustempel

Theseustempelは、ウィーンのフォルクスガルテンに建つ新古典主義の建築です。建築家ペーター・フォン・ノービレが設計し、アテネの古代テセイオンを縮小した姿で造られました。単列の柱が建物を囲むペリプテロス形式を採用し、正面と側面に整然と柱が並びます。

三段の基壇の上に立つ白い建物は、柱廊、中央の主室、背面の空間で構成されています。フリーズのメトープと三角形の破風には装飾がなく、明快な輪郭と古典的な比例が目を引きます。内部にはかつて、アントニオ・カノーヴァの彫刻作品「ケンタウロスを倒すテセウス」が置かれていました。カノーヴァ自身も、この神殿の建設に関わっています。

建物は旧市街の堀跡に建てられたため、基礎が深く設けられました。基礎の壁に囲まれた地下空間は、かつてローマ時代の記念物を保管する場所として使われました。現在、その地下空間は一般公開されず、地上には大きなマンホールの蓋だけが残っています。修復を経たTheseustempelは、現代美術の一時展示を開く会場としても使われています。花と緑に囲まれたフォルクスガルテンの中で、車いすでも利用できる建築として、ウィーンの古典建築と現代文化を結んでいます。

都市
Vienna
コンテンツ更新日

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