Sé do Porto
ポルトの丘の上に立つSé do Portoは、12世紀から形づくられたロマネスク・ゴシック様式の大聖堂です。外観には城塞を思わせる胸壁が連なり、12世紀の大きなバラ窓が正面を飾ります。1736年にニコラウ・ナゾーニが手がけた回廊状のロッジアからは、ポルトの街並みを見渡せます。
内部では、束ね柱と尖り気味のアーチが高く落ち着いた身廊をつくります。約1610年の主礼拝堂には、18世紀の金箔木彫祭壇とナゾーニの壁画があり、聖体礼拝堂では1632年から19世紀にかけて制作された大銀製祭壇が輝きます。左翼廊のノッサ・セニョーラ・ダ・ヴァンドマ像は14世紀の作品で、右翼廊にはノッサ・セニョーラ・ダ・シルヴァ像も置かれています。17世紀と19世紀のパイプオルガンに加え、1985年製の大型オルガンも見られます。
14世紀末に始まったゴシック様式の回廊には、18世紀のアズレージョ七面が並び、雅歌の場面を描いています。ナゾーニの大階段を上ると、農村や神話の情景を描いたタイル装飾と街の眺望が現れます。隣接するカーザ・ド・カビドには、14世紀から18世紀の彫刻、四つのヴォールト室に収められた宝物、九つの大きな展示ケースがあります。回廊近くのジョアン・ゴルドの墓では、横たわる騎士像と最後の晩餐の彫刻が目に残ります。
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